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ギターという楽器の限りない可能性を今更ながら知らしめた超名盤。1曲目の『地中海の舞踏』から始まる息をつかせぬ超絶Gバトルが炸裂する。スーパー・ギター・トリオは、ジョン・マクラフリン、パコ・デ・ルシア、アル・ディ・メオラという少しずつ畑の違う超技巧派ギタリストが、アコースティックギターを抱えて集まったユニットで、演奏は凄まじいの一言。

このアルバムでの一番の目玉はやはり何と言っても1曲目のアル・ディ・メオラとパコ・デ・ルシアの「Mediterranean Sundance/Rio Ancho」。この曲は、アル・ディ・メオラの「Elegant Gypsy」に納められている曲。

二人のギターバトルは強烈で、このLIVEアルバムでの二人の演奏は、完全に「Elegant Gypsy」」での収録を凌駕している。二人で同じフレーズを高速に弾くパートなどは、あきらかにスタジオ録音時よりコンビネーションが上がっているし、かけあい部分などは二人が楽しみながら演奏している事がわかる。超絶ギターバトルでありながらも、阿吽の呼吸で天を舞う。余裕さえ感じさせられる素晴らしい演奏。

2曲目の「Short Tales Of The Black Forest」は、トレモロ奏法をモチーフにした超絶な曲。とにかく速い。途中、ピンクパンサーのテーマを入れつつ、ブルースに移行していくところは本当に楽しそうな演奏だ。観客も乗っています。しかしこの曲も実際に弾くとものすごく難しい。

3曲目は「Frevo Rasgado」。ジョン・マクラフリンの速いパッセージを中心に演奏される。速いだけではなく美しいメロディも奏でられれる。この辺りの変幻自在さが、その辺のギタリストとは一味も二味も違うところだ。その後、パコ・デ・ルシアとの掛け合いを挟みながらエンディング。

4曲目は「Fantasia Suite」3人が3様で速いパッセージを中心に弾きまくりる。3人で弾くとかなりの迫力。お互いがインプロヴァイズし合いながら白熱していく熱気が伝わってくる。

5曲目の「Guardian Angel」ニューヨークでのスタジオでのレコーディング。複雑な拍子とアンサンブルでスタート。短い曲ですが、3人の弾き方やフレーズの違いが良くわかる。

全体に楽曲の質が高く誰でも楽しめると思う。特にギターフリークは必聴。


Paco de Lucia & Al Di Meola
Mediterranean Sundance/Rio Ancho



50才以上の人でも腰抜かさないで聴けるか度・・8.5
メロディアス度・・8.5


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