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フィンランド出身のメロディック・スピード・メタルBAND,
STRATOVARIUS(ストラトヴァリウス)の7作目。1998年作。

曲目

01.Destiny
02.Sos
03.No Turning Back
04.4000 Rainy Nights
05.Rebel
06.Years Go By
07.Playing With Fire
08.Venus In The Morning
09.Anthem Of The World
10.Cold Winter Nights


新作のレビューをせずに、今何故1998年作の「DESTINY」の
レビューをするかというと、個人的に躁鬱病のティモ・トルキが
醸し出していた、一種の北欧的魔力が好きだからだ。

ティモ・トルキが抜けた現在のSTRATOVARIUSは、美しい音楽を
創造してはいるが、叙情性や高揚感が欠けている気がする。


それはさておき、本アルバム「DESTINY」は、名盤の「VISIONS」、
「INFINITEI」に挟まれて、やや影が薄い感じがするが、
どうしてどうして、チャレンジ精神の感じられる
充実したアルバムだ。


それは、前作の成功に甘んじること無く、いきなり1曲目に10分の
大作を配置している事からも、よくわかるだろう。

そして疾走曲はより美しく力強く、バラートはより叙情的な曲に
仕上がっている。

尽きることの無い美しいメロディの洪水は、聴き手を圧倒せずには
おかないだろう。

一聴して、派手さはないが美しさに溢れた完成度の高い名盤だ。


Stratovarius - Destiny


Stratovarius - S.O.S.



50才以上の人でも腰抜かさないで聴けるか度・・9.0
メロディアス度・・9.0


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日本先行発売のStratovarius(ストラトヴァリウス)の新譜情報をお知らせします。

ネメシス・リミテッド・エディション(初回限定盤:ボーナス・トラック3曲追加) [Limited Edition]
発売予定日は2013年2月20日です。


先行シングルです。

Stratovarius - Unbreakable Lyrics HD



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ELEMENTS PART 1に続き同年に発表されたELEMENTS PART 2は、 STRATOVARIUS(ストラトヴァリウス)の10作目となるアルバム。

前作「ELEMENTS PART 1」とほぼ同時期に作られた曲であるという事が信じられないほど、サウンド・プロダクションに変化があるアルバム。シンフォニックで大仰なアレンジは後退し、より繊細で緻密な構成になっている。尚、「ELEMENTS PART 1」では「火」と「水」を象徴していたが、本作では「地」と「風」の象徴になる。


曲目
1. Alpha & Omega
2. I Walked To My Own Song
3. I'm Still Alive
4. Season Of Faith's Perfection
5. Awaiken The Giant
6. Know The Difference
7. Luminous
8. Dreamweaver
9. Liverty
(国内版にはボーナストラック10. Ride Like The Wind)


1曲目はPART 1の終わりを引き継ぐかのように波音のSEで始まる。あえて疾走曲ではなく、ミドルテンポの曲。荘厳さを兼ね備えた、重厚でどうしようもない悲しみを感じる曲を、1曲目に持ってきた事からも、「ELEMENTS PART 1」とは方向性が違う事が予想できる。

2曲目。やや早めの曲調で、以前と違いキーボードよりギターが前面に出るように創られている。そのためかリズム隊の輪郭がより引き立って聴こえる。

3曲目でようやく疾走曲がでてくる。STRATOVARIUSお得意の曲調だが、これも哲学的で実に奥深い。ティモ・コティペルト(Vo)のハイトーン・ヴォイスがやや苦しそうに聴こえる場面もあるが、いつものご愛嬌。

4曲目。アコーステックなバラードで、内容は意味深い。クラシックからの旋律の引用をアクセントにティモ・コティペルト(Vo)のヴォーカルが映える。プログレッシブ・ロック風の味付けもされている。

5曲目。へヴィなミドルテンポの曲。やはりキーボードよりギターが前面に出るように創られている。サウンド自体は平凡だ。

6曲目。STRATOVARIUSお得意のパターンの曲。今までのファンをひきつけておく為にも必要な曲だろう。ここではキーボードが超絶プレイを見せてくれる。ティモ・コティペルト(Vo)の声が辛そうな場面も含めて、 STRATOVARIUSファンも一安心だろう。

7曲目。PINK FLOYD(ピンク・フロイド)の様なプログレッシブ・ロック。曲自体に新鮮味は無く、歌詞の内容に重点が置かれている。

8曲目。ミドルテンポの曲。これと言った特徴に欠ける曲。

9曲目。2部構成のアルバムを締めくくるバラード。ティモ・コティペルト(Vo)が情感豊かに歌い上げるのだが、今一つメロディが弱く、高揚感に欠ける。しかしその歌詞はタイトルどおり「束縛から解放されて得る自由」を表現している。


「ELEMENTS PART 1」に比べると印象的なメロディは少ないが、そのかわり内面的な事柄をうまく音楽に変換している。そのため一見地味な印象を受けるが、内省的な歌詞の内容は、STRATOVARIUSのアルバムの中でも、もっとも充実している。

とはいえ、メロディック・スピード・メタルの代表であるSTRATOVARIUSの作品にしてはは物足りなさが残る。素晴らしい歌詞、新しい試みとBANDとして先に進もうという姿勢には共感するのだが、アルバムとしては微妙な立ち位置にあると思う。傑作と言うには今一つだし、だからと言って凡作ではないという感じだ。


Stratovarius - I Walk To My Own Song


Stratovarius - I'm Still Alive



50才以上の人でも腰抜かさないで聴けるか度・・8.0
メロディアス度・・8.0



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前作の後のツアー後、バンド活動休止の宣言をし(その間にティモ・トルキ(g)とティモ・コティペルト(Vo)はそれぞれソロアルバムをリリースしている)ようやく3年ぶりに再び立ち上がったSTRATOVARIUS(ストラトヴァリウス)のアルバムは、2003年発表の9作目。

地球や人間の要素(エレメント)である火・水・風・土と怒り・悲しみ・喜び・恐れをテーマにした2部作の前編で、 PART 1では4大要素の中の「火」と「水」がテーマとなっている。コンセプトアルバムではないが、楽曲には必ずメタファーとして「人生とは?」との命題が投影されている。


曲目
1. Eagleheart
2. Soul Of A Vagabond
3. Find Your Own Voice
4. Fantasia
5. Learning To Fly
6. Papillon
7. Stratofortress
8. Elements
9. A Drop In The Ocean
(国内版にはボーナストラック10. Into Deep Blue)


1曲目。明るい疾走曲で、洗練されたメロディをもつ力強い楽曲。キャッチーでわかりやすく、誰もが口ずさめる曲調。だからといって、どこにでもある音ではなく、やはりメジャー級のサウンドだ。

2曲目。ミドルナンバーで、ヘヴィなサウンドで聴かせる大作。大仰なストリングスが曲を引き立てている。以前まで感じていたSTRATOVARIUSのミドルナンバーの退屈さはここには無く、見事に緩急をつけて聴き手を飽きさせない。

3曲目。荘厳なコーラスから一転してスピードアップする疾走曲で、ティモ・コティペルト(Vo)のクリーンなハイトーン・ヴォイスや、中間部でのキレのあるティモ・トルキ(g)のギターソロが印象的。

4曲目。10分近いシンフォニックな大作。緩急を使い分けた複雑な展開をみせる。クワイアの効いたスローパートと、アグレッシブな中間部が印象的。タイトルどおり、ファンタジックな香りのする曲だ。

5曲目。この曲もメロディアスかつ力強い楽曲。ティモ・コティペルト(Vo)の自信に溢れた歌唱が見事。ティモ・トルキ(g)のギターソロも軽快かつメロディアスに流れていく。それらをしっかり支えているリズム隊の存在が大きい。終盤に向けBANDが一体となって加速していく感覚は心地よい。

6曲目。女性コーラスで始まる導入部を経て、ゆっくりと始まる幻想的なスローバラード。美しいメロディが耳にやさしい。

7曲目。イェンス・ヨハンソン(Key)の超絶的なソロで始まるスリリングなスピードインストゥルメンタル。イェンス・ヨハンソン(Key)とティモ・トルキ(g)の激しいバトルが繰り広げられ、聴いていて単純に楽しめる。

8曲目。12分を越す複雑な展開のタイトル・チューン。緩急が良く効いており、クワイアも多用され、いいアクセントになっている。中間部ではティモ・コティペルト(Vo)が、これでもかと言わんばかりに力強く歌い上げる。

9曲目。アコースティック・ギターと、情感たっぷりのティモ・コティペルト(Vo)の歌声が織りなすバラード曲。最後は波の音で、意味ありげに幕を閉じる。



本アルバムは全体に大作主義になっており、よりシンフォニックに、よりいっそう充実した内容になっている。そしてゴージャスなアレンジと、緻密に作り込まれたサウンドからは、トップバンドとしての風格が感じられる。

とにかく、クオリティの高いメロディックスピードメタルのアルバムで、内面的表現としては、過去作の「Visions」、「INFINITE」を上回る素晴らしいアルバムだと思う。


Stratovarius - Eagleheart


Stratovarius - Find Your Own Voice



Stratovarius - Learning To Fly




50才以上の人でも腰抜かさないで聴けるか度・・8.0
メロディアス度・・8.5



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フィンランド出身のメロディック・スピード・メタルの代表的存在であるSTRATOVARIUS(ストラトヴァリウス)の 2000年発売の8作目。(フランス版はなぜか2枚組のボックスセット)

一聴して何かいい方に方向性を見出したサウンドになっている。全体に走りすぎず、かつスローにもなりすぎず、非常に安定した印象を受ける。

聞く所によると、リーダーのティモ・トルキ(g)がサイコセラピーを受け、精神的にも落ち着いた状態で創られたそうなので、それが影響しているのだろう。

曲目
1. Hunting High And Low
2. Millennium
3. Mother Gaia
4. Phoenix
5. Glory Of The World
6. A Million Light Years Away
7. Freedom
8. Infinity
9. Celestial Dream
10. What Can I Say?


1曲目から明るい曲調で、メタルっぽさを抑えたポップセンスが光る曲で、明らかに過去のSTRATOVARIUSの作品とは違う面を見せてくれる。

2曲目も、疾走しつつも抑制が効いておりメロディ重視の曲になっている。非常にわかりやすい展開になっており安定感がある曲だ。

3曲目はバラード調の曲だが、メリハリがしっかりとついており、聞き手を飽きさせないアレンジで、しっかりとした骨格がメロディを一層引き立てている。ここでもクラシックからの旋律の借用が見られるが以前より自然に溶け込んでいる。

4曲目は、直球勝負の疾走曲。ティモ・トルキ(g)のギターがザクザク刻む中、ティモ・コティペルト(Vo)のハイトーンが気持ちよく響く。

5曲目も明るい曲調の疾走曲。キーボードの技巧が聴き所になっている。

6曲目はミドルテンポの楽曲で、このアルバムの中では一番地味な曲で、過去のSTRATOVARIUSのアルバムで聞いた事がある感じを受けるぐらいの、ありふれた曲。

7曲目。一転して出だしから開放感溢れる疾走曲。中間部でのギター&キーボードの掛け合いも自然な感じで、力を出しきった感じの、明るく爽やかなメタルチューン。

8曲目。9分を超えるタイトル・チューン。ヘヴィーなサウンドにコーラスがはえる曲。この曲も複雑な展開をみせるが、よく練られており、リスナーを飽きさせる事は無い。

9曲目。ティモ・コティペルト(Vo)のハイトーンがはえるアコーステックな曲。

10曲目。ボーナス・トラックとして追加されたミドルテンポの楽曲ではあるが、個人的にはSTRATOVARIUSのミドルテンポの楽曲にはあまり魅力を感じない。このあたりがSTRATOVARIUS唯一の弱点だろう。



結論としては、多彩な楽曲をアルバムに詰め込みながらも、そのほとんどがメジャーの風格を漂わせている曲が続く。メロディック・スピード・メタルの代表的存在として、その立場に相応しいアルバムだ。

ティモ・トルキ(g)が精神的にも落ち着いた事が、このアルバムを、その他大勢のメタルバンドとの差を見せ付ける要因になったのだろう。

フィンランドではチャート1位を獲得し、STRATOVARIUS初のゴールドディスクを記録している事も納得できる、万人に推薦できる仕上がりだ。


Stratovarius - Millennium



Stratovarius - Infinity



50才以上の人でも腰抜かさないで聴けるか度・・8.0
メロディアス度・・8.5



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