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フィンランドのチェロメタルバンド、APOCALYPTICA(アポカリプティカ)の6作目。2007年作。チェリスト3人組+ドラムスによる脅威のメタルサウンドが展開される。

本アルバムでは多くのゲストがフューチャリングされている。その点も聴きどころだ。


曲目
1.Worlds Collide
2.Grace (feat.布袋寅泰/g)
3.I'm Not Jesus (feat.Corey Taylor/vo:Slipknot)
4.Ion
5.Helden (feat.Till Lindemann/vo,Richard Z.Kruspe/g:Rammstein)
6.Stroke
7.Last Hope (feat.Dave Lombardo/d:Slayer)
8.I Don't Care (feat.Adam Gontier/:Three Days Grace)
9.Burn
10.S.O.S.(Anything But Love) (feat.Cristina Scabbia/vo:Lacuna Coil)
11.Peace


1曲目。 緊張感のある荘厳な雰囲気を持つ曲。チェロの生み出す豊かな表現力が素晴らしい。チェロの特性を見事に生かしきっている点も見事だ。

2曲目。どっしりしたリズムと、リードチェロが奏でるメロディが印象的な、耳に心地よい曲。チェロの魅力を最大限に引き出している。

3曲目。ミドルテンポの曲。クールな雰囲気から徐々にヒートアップしていく曲で、ヴォーカル入り。

4曲目。アップテンポのチェロメタルチューン。へヴィなリフに独特の味わいを感じる。

5曲目。 David Bowieの"Hero"のカバー曲。ヴォーカル入り。優しいチェロの音色のヴォーカルを引き立てる。アレンジの絶妙さには脱帽だ。

6曲目。 16分を刻む低音パートのリズミカルさ、メロディラインを奏でる美しさと、チェロの魅力が堪能できる曲。

7曲目。重厚なイントロに始まり疾走するスピード・チューン。激しいドラミングに激しいチェロの弓さばきが印象的。中間部のチェロソロはいっそう激しさを増す。 APOCALYPTICAの壮絶なテクニックを実感出来るメタルサウンド。

8曲目。物悲しく始まり、力強く展開していく曲。ヴォーカル入り。

9曲目。激しいドラムとメロディアスなチェロの対比が際立っている曲。チェロのメロディの良さが引き立っている。

10曲目。女性ヴォーカルのうたごえも穏やかな、少し寂しげで、優しい雰囲気の曲。

11曲目。クラシック色の強い曲。重厚でメロディアス。弦楽器独特の弓さばきが冴えている。


チェロという楽器の特徴である、高音域まで伸びる主旋律もこなし、ベースのような低音域もこなせる特性を、見事に生かしきっているそのサウンドは、唯一無二のサウンドだ。 またチェロを違和感無く、ヘヴイメタルサウンドに溶け込ませるその手法も見事。

さらに、このBANDの非凡なところは、自分たちに足りないものは(ヴォーカルとか)外部からゲストという形で導入する点だ。ゲストの人選もツボを得ており、そしてそれらは成功していると思う。

それにしてもフィンランドという国は実力がありかつユニークなBANDが多く輩出されるものだなと感心する。わずか530万人(北海道と近い)という人口比からすると、ものすごく優れたアーチストが多い。きっと音楽的にも文化的にも優れているのだろう。

なおAPOCALYPTICA(アポカリプティカ)という名前の由来は、APOCALYPSE(黙示録)とMETALLICA(メタリカ)を合体させた造語らしい。


Apocalyptica - Worlds Collide


Apocalyptica - Last Hope



50才以上の人でも腰抜かさないで聴けるか度・・9.0
メロディアス度・・8.5



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フィンランドのチェリスト3人組+ドラムスによるチェロメタルBAND, APOCALYPTICA(アポカリプティカ)の4作目のアルバム。2003年作。

チェリストは全員シベリウス音楽院卒と本格的。そしてチェロはクラシック音楽における重要な楽器の一つで、主に低音部を受け持つ楽器だ。

そんなチェロによるメタルBANDという点に好奇心を刺激され聴いてみた。


曲目
1. Prologue (Apprehension)
2. No Education
3. Faraway
4. Somewhere Around Nothing
5. Drive
6. Cohkka
7. Conclusion
8. Resurrection
9. Heat
10. Cortege
11. Pandemonium
12. Toreador II
13. Epilogue (Relief)
14. Seemann (Album Version)
15. Faraway (Vol 2) (Extended Version)
16. Delusion
17. Perdition
18. Leave Me Alone


正直、1曲目から高揚感溢れるメロディアスな曲で、想像以上にヘヴイなサウンドで驚いた。それ以外の曲でも、繊細な表現から大胆な表現まで、実に表現豊かなサウンドを、チェロとドラムスだけで創り出している。

クラシックを正式に学んだだけあって、演奏テクニックや作曲、アレンジ能力は文句のつけようもなく、他のメタルバンドには無い独自の強烈な個性を持っている。

本アルバムでは、チェロという楽器をメインに置きながら、ヘヴイでメタリックに疾走する躍動感の溢れる曲から、本物のクラシック音楽(室内楽)を思わせる叙情的な曲まであり、起伏にとんだ素晴らしいアルバムだ。

このアルバムは音楽に偏見を持たずに、新しい音楽に飛び込んでいける人にはお薦めのアルバム。


Apocalyptica - Prologue



Apocalyptica - Drive



50才以上の人でも腰抜かさないで聴けるか度・・9.0
メロディアス度・・9.0



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