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スイスのゴシックメタルバンド、LACRIMOSA(ラクリモーサ)の
10作目のアルバム。2009年作。 クラシカルな要素とメタリックな
要素が自然に融合された、まさにLACRIMOSA独自の音世界が展開
されている。


曲目
1. die Sehnsucht in mir
2. Mandira Nabula
3. A.u.S.
4. Feuer
5. a prayer for your heart
6. I lost my star in Krasnodar
7. die Taube
8. call me with the voice of love
9. der tote Winkel
10. Koma


1曲目。 まさにクラシカルな要素とメタリックな要素が融合した耽美な曲。
ティロの語りかけるような独特のヴォーカルが聴き手をLACRIMOSA
ワールドに引きずり込む。苦しげに叫ぶティロの声が印象的だ。


2曲目。キャッチーでメロディアスな曲。ヨーロッパ的哀愁を感じる曲。


3曲目。 美しいバラード調の曲。静けさの中で輝く光を見ているようだ。
クラシカルなサウンドが実に素晴らしい。


4曲目。この曲もクラシカルな要素とメタリックな要素が見事に融合した曲。
LACRIMOSAにしてはアップテンポな曲で、どこかサーカス小屋で鳴り響く
音楽を連想させる。


5曲目。アコースティックな調べで始まる、メロディアスで夢見るような心地の曲。
アンナの澄んだ声が曲に厚みを加えている。


6曲目。これもアップテンポで夢見るような曲。
サビのメロディがキャッチーで心地良い。


7曲目。 ピアノの音色が美しいスローバラード。
ティロの語りかけるような独特のヴォーカルと、
クラシカルなシンセワークが曲の輪郭を際立てる。


8曲目。明るめの曲調で、メロディラインが美しい、
ゆったりとした懐の深い曲。


9曲目。 LACRIMOSA風行進曲。弦楽器の響きが心地良い。


10曲目。起伏にとんだ、ややアップテンポの曲で、ティロのヴォーカルも力強い。


前作よりポップで起伏にとんでいる曲が多い分、前作より聴きやすい
アルバムだ。
派手さはないが美しい楽曲群は、聴き手の心をとらえて離さないだろう。
LACRIMOSAらしい幻想的で優秀な作品がつまったアルバム。


Lacrimosa - die Sehnsucht in mir


Lacrimosa - Mandira Nabula



50才以上の人でも腰抜かさないで聴けるか度・・9.0
メロディアス度・・8.5



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最近FC2重いですね。それはさておき・・・


スイスのゴシックメタルバンド、LACRIMOSA(ラクリモーサ)の9作目。
2005年作。前作までの徹底的なシンフォニック要素は減退し、逆に
メタリックなサウンドが戻ってきている。


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曲目
1. Saphire
2. Kelch Der Liebe
3. Lichtgestalt
4. Nachtschatten
5. My Last Goodbye
6. The Party Is Over
7. Letzte Ausfahrt: Leben
8. Hohelied Der Liebe
9. Bonus
10. The Party Is Over (Piano Ver)


1曲目。 11分の大曲。胸を締め付けるようなメランコリーなメロディと、
ティロのディープなヴォーカルで一気にLACRIMOSA(ラクリモーサ)の
耽美的世界に引きずるこまれる。中盤からBANDサウンドも加わり、
よりヘビーに曲は展開していく。


2曲目。 ややアップテンポな曲。
ティロのダークで力強いヴォーカルが堪能できる。


3曲目。 やや明るめの曲で、たたみかけるように歌うティロのヴォーカルが
印象的。サウンドはヘビーではあるが、どこか哀愁を帯びたノスタルジックな
感じがする楽曲。


4曲目。オーケストラと、ティロの耽美的なヴォーカルのみの楽曲。
後半からBANDサウンドも加わり、一気に盛り上がりをみせ終曲。


5曲目。アンナの澄んだヴォーカルが堪能できるシンフォニックで
神秘的な楽曲。途中途中にヘビーなサウンドとティロのヴォーカルが
挿入され曲にアクセントをつけている。


6曲目。アコースティックギターや笛の音色が寂しさを醸し出している曲。


7曲目。非常にノリの良い曲。ヘビーなサウンドの中、キャッチーで切ない
メロディが心をとらえる。バックで鳴ってるストリングスもしっかりと
曲を盛り上げている。


8曲目。 15分近い大作。 クラシック音楽のように壮大なスケール感を
持った曲で、教会にいるかのような分厚いクワイアが素晴らしい。
それでいて耽美的でもあり、なおかつ展開も複雑で、聴き応え充分の楽曲。


9曲目。無音のトラック。


10曲目。ピアノの伴奏で歌われている6曲目の「The Party Is Over」。


オーケストラとの全面的な共演を果たし、シンフォニック系ゴシック・メタルの
一つの頂点を極めた6作目「ELODIA」以降、シンフォニックな要素をますます
増大させると同時に、メタル色を減退させてきたが、今作ではメタル色が再び
強くなってきている。

その意味ではメタルBANDとしての再出発の側面を持つアルバムで、
他のアルバムより聴き手を選ぶかもしれない。

本アルバムは大作も多く、人によっては好き嫌いがはっきりとつく作風だ。
耽美なゴシックメタルを、ゆったりと堪能したい人向けのアルバムだろう。


Lacrimosa - Kelch der Liebe



Lacrimosa - Letzte Ausfahrt: Leben



50才以上の人でも腰抜かさないで聴けるか度・・9.0
メロディアス度・・8.5



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スイスのゴシックメタルバンド、LACRIMOSA(ラクリモーサ)の8作目。
2003年作。本アルバムはメタル色云々を超越した、壮大かつクラシカルかつ
耽美的なシンフォニーとなっている。


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曲目
1. Kyrie - Overture
2. Durch Nacht und Flut - Suche Part 1
3. Sacrifice - Hingabe Part 1
4. Apart - Bittruf Part 1
5. Ein Hauch von Menschlichkeit - Suche Part 2
6. Eine Nacht in Ewigkeit - Hingabe Part 2
7. Malina - Bittruf Part 2
8. Die Schreie sind verstummt


1曲目。 12分にも及ぶ大作。ギター・ベース・ドラムは一切使われておらず、
壮大なシンフォニーとコーラスのみで構成されている LACRIMOSA
(ラクリモーサ)流のクラシック音楽。

哀愁を含んだメロディは美しくも哀しく、聴き手をLACRIMOSAの世界に
染めていく。永遠という言葉が相応しい楽曲だ。


2曲目。 ティロの独特の声が高らかに響く曲。オーケストラの奏でる
切ないメロディと、ティロのクセのあるヴォーカルが見事に融合している。
アンナとの声の絡み合いも美しい。


3曲目。たゆとうように歌うティロの独特の声が印象的な、ダークで
悲しげな曲。バックで鳴るキーボードの音色が陰鬱な雰囲気を強めている。
後半BANDが加わり盛り上がりをみせ、夜明けの近さを感じさせる。


4曲目。浮遊感のあるアンナのヴォーカルが、彷徨いながら何かを
探し求めているかのような感覚を受ける曲。


5曲目。ピエロが語るように歌うティロの独特の声が印象的な曲。
オーケストレーションとデジタルな打ち込みサウンドが見事に調和し、
独特の浮遊感を醸し出している。


6曲目。悲しげなピアノの音色をバックに、ティロが感情を込めつつも
淡々と歌うロマンチックな曲。


7曲目。弦楽器の音色と電子音的なチェンバロ風のキーボードの音色が
絶妙に絡み合う、LACRIMOSAとしてはテンポの良いノリの良い曲。


8曲目。 悲しげに、かつ静かに始まり、やがてBANDが加わると共に
力強くなり、再び静けさがやってくる。静と動を上手く使った展開の
複雑な曲。ギターソロの音色が美しい。



アルバムを通して鳴り響くオーケストラは、もはや行き着くところまで
行き着いた結果、メタルと言う枠には囚われないというLACRIMOSAの
美意識の表れのようだ。


そして、とことんまでに壮麗な美意識にこだわったそのサウンドは、
もはやLACRIMOSAでしか創り得ない、壮大なゴシックシンフォニーと言えるだろう。

このメタル色を排した本アルバムは、一般のメタラーには向かないかもしれないが、
チャレンジする価値はある。

また、シンフォニック・ゴシックとしての雰囲気を楽しめる人や、クラシック的な
サウンドが好きな人には薦められる優秀なアルバム。



Lacrimosa - Durch Nacht und Flut



Lacrimosa - Ein Hauch von Menschlichkeit



50才以上の人でも腰抜かさないで聴けるか度・・9.5
メロディアス度・・9.0



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スイスのゴシックメタルバンド、LACRIMOSA(ラクリモーサ)の7作目。2001年作。
美しいメロディとシンフォニックな耽美的音世界が詰め込まれた素晴らしいアルバム。


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曲目
1. Fassade - 1.Satz
2. Der Morgen Danach
3. Senses
4. Warum So Tief
5. Fassade - 2.Satz
6. Liebesspiel
7. Stumme Worte
8. Fassade - 3.Satz


1曲目。壮麗なオーケストラを取り入れた曲で、重々しくも、女性コーラスが美しい
スローテンポの曲。ティロの独特の雰囲気を醸し出すヴォーカルも健在だ。

2曲目。悲しげな笛の音と、語りかけるように歌うティロの歌声が、相乗効果のように
独自の耽美的哀愁感を醸し出す曲。

3曲目。女性ヴォーカルの歌声が耽美的で、どこかけだるい曲。

4曲目。重々しくもけだるく耽美的な曲。ティロが叫ぶように歌うが、全体的には、
静かな波の上を漂う闇のような曲だ。

5曲目。語りかけるように歌うティロと壮麗な女性コーラスが創りだす、
LACRIMOSA的耽美世界が見事に表現されている曲。

6曲目。ヘビーなギターリフで始まる重々しい曲。
何か懐かしい感じのする笛のメロディに耳を奪われる。

7曲目。ティロのナレーションで構成される耽美的なスローバラード。

8曲目。いきなりヘビーな演奏で始まるスローテンポでシンフォニックな曲。
ティロの、歌ともナレーションとも取れない不思議な歌唱法と女性コーラスが
混じり合って独特の耽美世界が表現させている。


スローからミドルテンポの曲が多く全体にずしりと重く、耽美的な世界観に
包まれているアルバムだ。

このアルバムは激しさや疾走感を求める人には向いていない、アンビエント的な
アルバムといえる。その意味でも、じっくりとLACRIMOSA(ラクリモーサ)の
耽美的な世界観に浸りたい人向けのアルバムだろう。


Lacrimosa - Der Morgen danach




Lacrimosa - Fassade - 2. Satz




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ティロ・ウルフとアンヌ・ヌルミの2人による、スイスのゴシックメタルバンド、 LACRIMOSA(ラクリモーサ)の6作目。1999年作。

本作はロンドン交響楽団総勢187名との共演を行なっており、前作に比べメタル色は薄れ、よりクラシカルかつアンビエントなアプローチがなされ、崇高な雰囲気が全体を包んでいる。


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曲目
1. Am Ende Der Stille
2. Alleine Zu Zweit
3. Halt Mich
4. The Turning Point
5. Ich Verlasse Heut' Dein Herz
6. Dich Zu Toten Fiel Mir Schwer
7. Sanctus
8. Am Ende Stehen Wir Zwei
9. Heine Weh


1曲目。ゆっくりと流れゆくオーケストラの荘厳さの中で、物語はゆっくりと目を覚ます。耽美的で、どこかけだるいシンフォニックな曲。

2曲目。ゆっくりと語りかけるように歌うティロ・ウルフ。やがてアンヌ・ヌルミの声が絡み、そして男女の声が絡みあいながら、昇天していくような、官能的な曲。

3曲目。尽きることのない悲しみを高らかに歌うティロ・ウルフの声が印象的な曲。静と動を見事に使い分けているシンフォニックな曲。

4曲目。アンヌ・ヌルミの歌う、ゆっくりしたテンポの寂しげでダークな曲。

5曲目。静寂の中、ささやくように歌うティロ。やがて感情が高まるがごとくティロの声も高まる。間奏部のギターソロ・キーボードソロの旋律は美しく叙情性に満ちている。

6曲目。ティロのシャウト気味の声で始まる、展開の複雑な力強くドラマチックなプログレ風味の曲。

7曲目。歌パートはわずかしか無い、耽美的な、ほぼ完全なクラシック音楽。14分の大作。聖歌隊の美しい声とティロの声の対比が印象的。後半の泣きのギターの音色が美しい。

8曲目。暗く、ヘヴイな雰囲気のスローテンポの曲。ティロとアンヌの男女ツインヴォーカルが悲しくも美しい。

9曲目。ボーナストラック。明るくPOPなゴシック曲。


本アルバムは本格的にクラシカルで、重厚さと繊細さを持ち合わせている。ずっしりと重いサウンドは、じっくりと聴き手の心に忍び込んでくる。

ダークで耽美的かつ、哀愁あふれる独自の世界観は、聴き手を魅了せずにはいられない磁力に満ちている。


Lacrimosa - Alleine Zu Zweit



Lacrimosa - Dich Zu Toten Fiel Mir Schwer



50才以上の人でも腰抜かさないで聴けるか度・・9.0
メロディアス度・・9.0



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