2013-05-10 12:15 SKELETONS DOMINATION / SCELERATA SCELERATA Amazon.co.jpで詳細を見るAmazon.co.jpで詳細を見る(国内盤)ブラジルのメロディック・パワー・メタル・バンド、SCELERATA(セレラータ)の2ndアルバム。2008作。 曲目01. Enemy Within02. Spiritual Path03. Leave Me Alone04. Surrender05. Close To Move Mountains06. The Turn07. Cancer08. Phoenix Tales09. Bad Dreams10. Regret11. Forever And Ever1曲目。ミドルテンポのヘヴイな曲。まさに重みのある正統派サウンド。重みの中にもキャッチーさがあり聴きやすい曲。 2曲目。疾走曲。疾走しつつも軽いサウンドではなく、独特の重量感を感じるサウンドからはオリジナルティを感じる。演奏陣も非常にテクニカルで難しいパートを簡単に演奏している。 3曲目。高揚感を感じる疾走曲。ヴォーカルもパワフルで伸びやかなハイトーンを駆使し、聴いていて心地良い。演奏陣も素晴らしい演奏を繰り広げている。 4曲目。キラキラ感のある疾走曲。中間部のギターソロが非常にエモーショナルで聴かせてくれる。 5曲目。メロディがとても美しいバラード。中間部でのアコースティックなギターソロから鳴きのギターソロへの展開はドラマチック。 6曲目。やや複雑な展開をみせる疾走曲。中間部でのギターソロがテクニカルで心地良い。 7曲目。キャッチーな疾走曲。ハイトーンヴォイスが美しい。 8曲目。ミドルテンポの曲。ヘヴイなギターのリフが印象的だ。 9曲目。ツインギターが奏でるイントロが美しいミドルテンポの曲。 10曲目。南米風のアコースティックな雰囲気で始まる曲。 11曲目。アコーディオンを用いたラテン色のあるタンゴっぽい曲。ヴォーカルの力強い声が映える。 ありふれたメロディック・パワー・メタルサウンドではなく、オリジナリティが感じられるサウンドだ。全体的に重量感があり力強い。疾走曲でも軽薄な感じがしないアレンジは見事。 また、南米のフォークやタンゴなど独特の音楽性を楽曲に加えているため、音楽性の幅広さを感じる。 演奏もうまいし、ヴォーカルも良いので、後はアルバム中間部でややだれる点が改善されれば、一気に一線級のBANDになる可能性を秘めている。今後に大きな期待ができるBANDだ。 とても素晴らしいBANDだが、アルバム・ジャケットのセンスが悪い点は改善してもらいたいと思う。 SCELERATA - Leave Me AloneSCELERATA - Close to Move Mountains50才以上の人でも腰抜かさないで聴けるか度・・8.0メロディアス度・・8.5 ↓↓よろしければポチっとお願いします↓↓にほんブログ村 スポンサーサイト