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元RHAPSODY OF FIREの中心的人物、ルカ・トゥリッリ(g)の新BANDによる
1stアルバム。2012年作。ルカ・トゥリッリがどんなBANDを組んだのか
興味があったので聴いてみた。

曲目
01. Quantum X
02. Ascending To Infinity
03. Dante's Inferno
04. Excalibur
05. Tormento E Passione
06. Dark Fate Of Atlantis
07. Luna
08. Clash Of The Titans
09. Of Michael The Archangel And Lucifer's Fall
10. March Of Time (HELLOWEEN cover)


1曲目。
エキゾチックなムードを醸し出している2曲めに続くイントロ的な曲。

2曲目。
ハイトーンヴォイスが心地良い、ファンタジックで高揚感溢れるルカお得意の
楽曲。ギターソロも充実している。

3曲目。
ミドルテンポでじっくりと聴かせる曲。
シンフォニックでメリハリのついたダークな楽曲。

4曲目。
民謡調のイントロからいきなり緊迫感あるサウンドに変化する重厚な曲。
飛翔系のメロディーで、クラシカルな雰囲気も持ち合わせ、いかにもルカ的な曲。

5曲目。
もの悲しいピアノによるイントロから、ドラマティックに展開する曲。
ソプラノ女性ヴォーカルとのデュエットで、オペラ的なムードが演出されている。

6曲目。
先行配信された曲で、エスニックで怪しげな雰囲気のオープニングから、
場面展開するように疾走する曲。高揚感溢れるメロディが心地良い。

7曲目。
女性ヴォーカルとのデュエットによるムーディーなバラードナンバー。

8曲目。
街中のざわめきのSEで始まり、序奏部分を経てサビで一気に力強く爆発する曲。

9曲目。
16分の大作。クワイアが大仰に盛り上がるパートやオペラチックなヴォーカルの
パートが目立ち、シアトリカルな要素が強い曲。
スケール感のある展開ではあるが、正直、さすがに16分は長く、途中でダレてしまう。

10曲目。
Helloweenの名曲をシンフォニックにアレンジしてカヴァーした曲。
ハツラツとしたヴォーカルが心地良い。


ルカ・トゥリッリ(g)の新BANDによる1stアルバムという事で、期待は高まり、
自然とハードルは高くなってしまったが、アルバムは期待通り、いや期待以上の
完成度だった。


また、ほぼ無名の新ヴォーカル、アレッサンドロ・コンティの力量が心配だったが、
アレッサンドロ・コンティは予想以上のシンガーであり、時折、線の細い表現も
見られるが、アルバムの完成度を一段と引き上げている。


全体にサウンド・プロモーションは初期のラプソディと後期のラプソディを
ミックスしたような感じで、メタル色はやや薄いものの、
華麗な世界を展開するシネマティックな構成は、説得力があり見事だ。


本アルバムは、従来のラプソディー・オブ・ファイアのファンは元より、
シンフォニックメタルファンは、安心して聴けるアルバム。


Luca Turilli's Rhapsody - Ascending to infinity


Luca Turilli's Rhapsody - Dark Fate Of Atlantis



50才以上の人でも腰抜かさないで聴けるか度・・8.5
メロディアス度・・8.0



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スウェーデン出身、女性ツインヴォーカルを擁するメロディック・メタルBAND,
ALL ENDS(オール・エンズ)の1st。2008年作。

曲目リスト
1. Still Believe
2. Walk Away
3. Wasting Life
4. First Time
5. Regrets
6. I'm Sorry
7. Pretty Words
8. Spend My Days
9. Just A Friend
10. Close My Eyes
11. We Are Through
12. Ready To Go Back
13. Alone
14. Am I Insame


力強い女性ツインヴォーカルが印象的で、楽曲の出来もよく、疾走感もあり、
非常に聴きやすいメロディが満載だ。

特に女性ヴォーカルはパワフルで、聴いていて心地良い。
演奏陣もしっかりとヴォーカルを支えている。
これだけパワフルな女性ツインヴォーカルBANDは稀な存在だろう。


ただ、エッジの効いたサウンドに圧倒されながらも、アルバムを通して聴くと、
若干一本調子のところがあるので、今後はバラードなども混ぜながらアルバムを
構成すれば、大化けするかもしれない可能性を秘めている。

何度も言うが、小細工無しのストレートでパワフルな女性ツイン・ヴォーカルは、
非常に印象的で素晴らしい。


この女性ツイン・ヴォーカルによるスリリングな掛け合いは、21世紀のHEARTに
なりうるかもしれない。なかなかの名盤だ。


All Ends - Still Believe


All Ends - Wasting Life



50才以上の人でも腰抜かさないで聴けるか度・・8.0
メロディアス度・・8.0



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ティロ・ウルフとアンヌ・ヌルミの2人による、スイスのゴシックメタルバンド、 LACRIMOSA(ラクリモーサ)の6作目。1999年作。

本作はロンドン交響楽団総勢187名との共演を行なっており、前作に比べメタル色は薄れ、よりクラシカルかつアンビエントなアプローチがなされ、崇高な雰囲気が全体を包んでいる。


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曲目
1. Am Ende Der Stille
2. Alleine Zu Zweit
3. Halt Mich
4. The Turning Point
5. Ich Verlasse Heut' Dein Herz
6. Dich Zu Toten Fiel Mir Schwer
7. Sanctus
8. Am Ende Stehen Wir Zwei
9. Heine Weh


1曲目。ゆっくりと流れゆくオーケストラの荘厳さの中で、物語はゆっくりと目を覚ます。耽美的で、どこかけだるいシンフォニックな曲。

2曲目。ゆっくりと語りかけるように歌うティロ・ウルフ。やがてアンヌ・ヌルミの声が絡み、そして男女の声が絡みあいながら、昇天していくような、官能的な曲。

3曲目。尽きることのない悲しみを高らかに歌うティロ・ウルフの声が印象的な曲。静と動を見事に使い分けているシンフォニックな曲。

4曲目。アンヌ・ヌルミの歌う、ゆっくりしたテンポの寂しげでダークな曲。

5曲目。静寂の中、ささやくように歌うティロ。やがて感情が高まるがごとくティロの声も高まる。間奏部のギターソロ・キーボードソロの旋律は美しく叙情性に満ちている。

6曲目。ティロのシャウト気味の声で始まる、展開の複雑な力強くドラマチックなプログレ風味の曲。

7曲目。歌パートはわずかしか無い、耽美的な、ほぼ完全なクラシック音楽。14分の大作。聖歌隊の美しい声とティロの声の対比が印象的。後半の泣きのギターの音色が美しい。

8曲目。暗く、ヘヴイな雰囲気のスローテンポの曲。ティロとアンヌの男女ツインヴォーカルが悲しくも美しい。

9曲目。ボーナストラック。明るくPOPなゴシック曲。


本アルバムは本格的にクラシカルで、重厚さと繊細さを持ち合わせている。ずっしりと重いサウンドは、じっくりと聴き手の心に忍び込んでくる。

ダークで耽美的かつ、哀愁あふれる独自の世界観は、聴き手を魅了せずにはいられない磁力に満ちている。


Lacrimosa - Alleine Zu Zweit



Lacrimosa - Dich Zu Toten Fiel Mir Schwer



50才以上の人でも腰抜かさないで聴けるか度・・9.0
メロディアス度・・9.0



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スイス出身のシンフォニック・ゴシックメタルバンド、LACRIMOSA(ラクリモーサ)の5作目。1997年作。耽美的かつ荘厳で仰々しいシンフォニック・サウンドが特徴。


曲目
1. Der Erste Tag
2. Not Every Pain Hurts
3. Siehst Du Mich Im Licht?
4. Deine Nahe
5. Stolzes Herz
6. Mein Zweites Herz
7. Make It End
8. Die Strasse Der Zeit


1曲目。 哀愁あふれるノスタルジックな10分の大作。前半はゆったりとしたテンポで、弦楽器や女性コーラスが曲に美しいアクセントをつけている。

中盤で曲はスピードアップし一気にヘヴイさを増す。非常に凝ったドラマティックな展開をみせるメロディアスな曲。

2曲目。どこか悲しみにあふれているノスタルジックな曲。ティロの歌声も悲しみを歌うピエロのようだ。

3曲目。ミドルテンポのヘヴィな曲。激しいヴォーカルの中にも悲しみが潜んでいるティロの独特なヴォーカルが目立つ。

4曲目。静寂感溢れる出だしで始まる11分超の大曲。ダークで哀愁漂うフレーズや、美しくも悲しげなフレーズが、次々と現れては消えていく。

サーカス的でドラマティックな展開をみせるメロディアスな曲。途中から一転して疾走するパートもあったりアレンジも凝っている。ティロ独特の歌い方も印象的。

5曲目。ピアノとフルートの調べで静かに始まり、そこにBANDが加わりテンポアップ。ヘヴィさ哀愁を織り交ぜたような曲でプログレ的な要素もある。途中の静寂さから一気にテンポアッポする箇所は高揚感にあふれていて心地良い。

6曲目。アコーディオンの調べで、ゆっくりささやくように歌うティロの歌声は、シアトリカルで、サーカスを見ているようだ。

曲はオーケストラが大々的に取り入れられ、ミュージカルのような雰囲気を持っている。全体的にうっすらとした哀愁が漂っており、ティロの歌声がそれらに溶け込んで、一体となった悲哀を感じる。

7曲目。ヘヴィでシンフォニックな曲。疾走する中、女性ヴォーカルが変化自在の歌声を聴かせる。女性ヴォーカルの声にはどこか恐れや狂気が潜んでいる感じがする。

8曲目。壮麗な雰囲気で始まる14分になる大曲。コーラスとオーケストラが鳴り響き中、ティロ独特のヴォーカルが映える。

曲はドラマチックかつシンフォニックでありながらも、ヘヴィさも持ちあわせており聴き手をLACRIMOSA(ラクリモーサ)の世界観に惹きつける。じつに耽美的だ。


サウンド面では、まだチープさの漂うシンフォニック・ゴシックサウンドだが、そのチープさが逆に妙に魅力的でもある。

ティロ・ウルフの癖のあるヴォーカルも一度聴くと癖になる魅力を秘めている。

本アルバムはメタル風味とクラシック風味が絶妙のバランスで混ざっており、それが郷愁を誘うサウンドとなっている。曲の構成・アレンジも見事だ。

ゴシックメタル好き・シンフォニックメタル好きはチャレンジする価値があるだろう。


Lacrimosa - Der Erste Tag



Lacrimosa - Siehst Du Mich Im Licht?



50才以上の人でも腰抜かさないで聴けるか度・・9.0
メロディアス度・・9.0



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