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「Metropolis Part 2: Scenes From a Memory」は、「Metropolis Part 1: The Miracle And The Sleeper」の続編にあたるDREAM THEARTER(ドリーム・シアター)の5th。1999作。

曲目
1. Regression
2. Overture
3. Strange Deja Vu
4. Through My Words
5. Fatal Tragedy
6. Beyond This Life
7. Through Her Eyes
8. Home
9. The Dance Of Eternity
10. One Last Time
11. The Spirit Carries On
12. Finally Free

時計の音とナレーションで始まるこのアルバムは、2ndアルバム「IMAGES AND WORDS」収録の「 Metropolis」の続編で、輪廻転生(欧米のキリスト教文化圏でも、Reincarnation(リインカネーション)という霊魂の生まれ変わり、転生の概念は存在する)をテーマに登場人物達の感情を、巧みに音楽というものに織り込んで、一つの物語を綴っていく一大叙事詩となるコンセプト・アルバムだ。

複雑な構成のコンセプト・アルバムゆえ、1曲づつ細かな説明しても意味が無いだろう。全体像を見ないとこの作品は理解できない。素直にアルバムが語る物語を感じるだけだ。ただし個人的には聴き手に相当な集中力を要求する作品だと感じる。

物語は最初に、催眠療法士が出てくる。主人公「ニコラス青年」は「怖い夢」に悩まされている。催眠療法でその原因を探り、「怖い夢」の真実を追究するのがメインテーマだ。

詳しい説明は避けるが、主人公となるニコラス青年の前世である少女ヴィクトリアと、兄弟エドワードとジュリアンとの間で繰り広げられる愛憎の物語をDREAM THEATERならではの緻密な構成ときめ細かな演奏と歌声で語っていく。

随所にMetropolisの一部を登場させる演出もさることながら、とにかく全曲の質・演奏の質が高い。 視覚効果を狙ったSEの導入や、女性コーラス、荘厳なゴスペルコーラス等を配するなど、コンセプト・アルバムならではの多彩な仕掛けはより一層ドラマ性を際立たせており、聴き手を十分楽しませてくれる。

場面展開に応じて緩急織り交ぜた演奏面における表現力はとても素晴らしいものであり、まさに本作はアルバム1枚がひとつの壮大な映画のようだ。

確かに聴き手に集中力を要求するアルバムだが、一気に聴かせてしまう表現力、最強ともいうべき演奏陣による隙のないアンサンブルで苦にはならない。聴き応えという面では、彼らの最高傑作かもしれない。


なお本作を完全再現したライブDVDも必見。メトロポリス 2000 [DVD]
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それにしても70年代ブリテッシュロックにどっぷり使った身としては、アメリカからこの様な緻密で複雑な演奏をし、なおかつアイデア溢れる力強いBANDが現れるとは、夢にも思わなかった。

Dream Theater - One Last Time live at New York



50才以上の人でも腰抜かさないで聴けるか度・・8.0
メロディアス度・・8.0


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comment iconコメント ( 2 )

こんにちは。

ドリーム・シアターと言うバンドはじめて知りました。
この曲もいいですね♪
アメリカって感じがしません。
うーん。Hさんは幅広く物知りですねー。
感心いたします^o^/

名前: nonpy [Edit] 2012-01-21 11:22

nonpyさんへ

nonpyさん、こんにちは。

そうですよね。アメリカのBANDとは思えないぐらい緻密で正確な演奏で、はじめて聴いた時はびっくりしました。

このアルバムは、ドリーム・シアターのアルバムの中でも、1番の仕上がりかもしれません。大推薦盤です。同名のDVDもツボを抑えた映像で、わくわくしますよ。

名前: H(エイチ) [Edit] 2012-01-22 00:08

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