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フィンランドのシンフォニック・メタルバンドNIGHTWISH(ナイトウイッシュ)の2ndアルバムであり、日本におけるデビューアルバム。

オペラ風に歌う女性ヴォーカルのターヤ・トゥルネンを軸に、シンフォニックかつドラマティックなサウンド・プロダクションがほどこされている。なお、現在入手できるリマスター版には 4曲のボーナストラックが追加されている。

曲目
1. STARGAZERS
2. GETHSEMANE
3. DEVIL & THE DEEP DARK OCEAN
4. SACRAMENT OF WILDERNESS
5. PASSION AND THE OPERA
6. SWANHEART
7. MOONDANCE
8. THE RIDDLER
9. THE PHARAOH SAILS TO ORION
10. WALKING IN THE AIR
11. SLEEPING SUN
12. NIGHTQUEST
13. SLEEPING SUN(LIVE)
14. SWANHEART(LIVE)
15. THE PHARAOH SAILS TO ORION(LIVE)


1曲目のイントロからして高揚感溢れるメロディが流れ、リスナーは即座にNIGHTWISHの世界に引き込まれる。そして間を空けず歌い始めるターヤ・トゥルネンの声に驚き、釘付けになるだろう。疾走感のある演奏とターヤ・トゥルネンの声が、NIGHTWISHのもつ世界観をリスナーに提示している。

2曲目は1曲目よりテンポをやや落とし、うまく緩急をつけている。サウンドはへヴィでありながらも、シンフォニックな繊細さを持ち合わせている。NIGHTWISHの美意識がよくでている曲。

3曲目はへヴィなギターで始まるスピード感と迫力に満ちた曲。ターヤ・トゥルネンと男性ヴォーカル(デス声)が、交互に絡み合いながら歌い上げ、目まぐるしく展開していく。男性ヴォーカル(デス声)がダークな世界観を演出するために効果的に使われており、それに対する女性ヴォーカルを引き立て、よりいっそう美しく聴かせている。

4曲目も導入部からして高揚感を感じられる曲で、演奏のクオリティが高いので、ターヤ・トゥルネンの歌声が心地よく響く。サビのメロディラインの疾走は美しく、高揚感が心地よい

5曲目。 タイトルからしてオペラ的展開を予想させる。へヴィなギターのリフで始まるターヤ・トゥルネンのオペラ調のヴォーカルが光る曲。途中モーッアルトの「夜の女王のアリア」からの転用が見られるが、うまく組み込んであるので違和感は無い。

6曲目。フルートとピアノのイントロで幕を開ける美しいバラード。オリジナルアルバムにおける中間点でもあり、へヴィなサウンドから一度離れて、ゆっくりとターヤ・トゥルネンのヴォーカルを味わえる。

7曲目は民謡風のアレンジがほどこされているインストゥルメンタル。前半は明るく、中盤はピアノとフルートの哀愁溢れるメロディとなり、後半また民謡メロディへと移っていく。

8曲目。緩急をつけたミドルナンバーで、メロディアスかつ上品な印象を受ける曲。リズム隊が全体を引き締めていて、安定感を感じる。

9曲目。キラキラした音色の中、再び男性ヴォーカル(デス声)が現れ、その後ターヤ・トゥルネンの登場と共に曲はスピードを速める。とてもドラマティックな構成の曲。最後、ターヤ・トゥルネンが高々と歌い上げる部分は高揚感に溢れている。

10曲目は壮大さを持ち合わせた曲で、哀愁漂うメロディが美しい。中間部から盛り上がるタイミングは絶妙。

11曲目は荘厳なバラード。オリジナル・アルバムでは、アルバムの最後を飾る曲。ゆったりとした懐の深い演奏の中、ターヤ・トゥルネンの歌声が映える。クラシカルな哀愁漂うメロディが心地よい。アルバムの最後を飾るにふさわしい落ち着きと気品がある。

12曲目は再び疾走感のある曲で、今後のNIGHTWISHの主流となるかもしれない感じの曲。ターヤ・トゥルネンの伸びのある歌声が印象的で、曲の終わらせ方も決まっている。


楽曲、演奏共にクオリティは非常に高く、文句のつけようが無いアルバムだ。

あえて重箱の隅を突けばギターの音がややラウドで、濁って聴こえる部分があったことぐらいで、すぐに修正は可能だろう。疾走曲は高揚感にあふれ、バラードではその懐の深さを見せるなど、とても充実した内容のアルバムだ。

また、フィンランドといえば国を挙げての芸術教育が盛んであるから、人口比に対してNIGHTWISHのような上質なBANDが現れることは、必然なのかもしれない。万人に推薦できるアルバムだ。


Nightwish - Stargazers


Nightwish - Sacrament of Wilderness


Nightwish - Walking in the Air (Live)



50才以上の人でも腰抜かさないで聴けるか度・・9.0
メロディアス度・・8.5



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猫と遊ぶ・18

BLOGって、こんな感じでいいのかな?

comment iconコメント ( 3 )

こんにちは。

ゲームや映画音楽でも、イケそうなBANDですね。
女性のヴォーカルの声がハンパないです(驚)
声楽家のようですね。
Walking in the Airは、大好きな曲です。
この曲は、たくさんの方が歌っていますが、メタルバンドの演奏で聴くのは新鮮な感じで、とても良かったです。
ではe-463

名前: nonpy [Edit] 2012-04-06 08:41

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名前: - [Edit] 2012-04-06 11:59

nonpyさんへ

女性ヴォーカルは声楽の勉強をしたそうです。
LIVEでメタルバンドをバックに歌って、
声が消えないのは見事な歌いっぷりだと思います。

このWalking in the Airも、なかなか味があっていいですよね。

北欧のバンドはレベル高いです。

名前: H [Edit] 2012-04-07 00:16

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