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NIGHTWISHサウンドをより引き立てた、ターヤ・トゥルネン(Vo)を電撃解雇し、後任にアネット・オルツォンを迎えての再出発となるBANDとしては6thのアルバム。2007年作。

注目はBANDの個性の一つであったターヤ・トゥルネンを解雇してまでも交代した新ヴォーカルのアネット・オルツォンの実力だ。


曲目
1. The Poet And The Pendulum
2. Bye Bye Beautiful
3. Amaranth
4. Cadence Of Her Last Breath
5. Master Passion Greed
6. Eva
7. Sahara
8. Whoever Brings The Night
9. For The Heart I Once Had
10. The Islander
11. Last Of The Wilds
12. 7 Days To The Wolves
13. Meadows Of Heaven
14. The Escapist

新ヴォーカル、アネット・オルツォンの澄んだ声で始まるは1曲目は、いきなり13分に及ぶ超大作で、NIGHTWISHらしくオーケストラとコーラスを大々的にフューチャーした大仰な曲。

5パートに別れており、緩急のつけ方が見事で、それぞれのパートで工夫を凝らした聴かせ所があり、ドラマチックな手法で、リスナーをあっという間にNIGHTWISHの世界観に引き入れる力がある。

2曲目。 前任ヴォーカル、ターヤに向けた曲。アネットが得意な中音域を生かして歌う中、マルコの力強いヴォーカルが全体を締める。

3曲目。 へヴィーなギターリフが心地良いポップなハードロックナンバー。アネットの声にマッチした曲。

4曲目。 これもへヴィーなギターリフとベースラインが特徴的な曲。ここでのアネットは、やや苦しそうな歌唱だ。

5曲目。 へヴィなギターリフとマルコのパワフルなヴォーカルの組み合わせが見事に融合している曲。

6曲目。 哀愁漂うバラード。アネットの澄んだ声が曲調によくマッチしている。

7曲目。 再びへヴィーなギターサウンドの上にアネットのヴォーカルが乗っかる形の曲。

8曲目。これもへヴィーなギターサウンドの上にアネットのヴォーカルが乗っかる形の曲。

9曲目。哀愁感のあるギターサウンドからアネットの可憐な声へと続く明るめの曲。アネットの声もそれなりに伸びており、演奏に埋もれること無く健闘している。

10曲目。 アルバムの雰囲気を変えるアコースティックギターを用いた民謡風の曲。

11曲目。 一転してヘヴイな民謡風の、楽しげなインスト曲。本アルバムで最もノリの良い曲。

12曲目。ミドルテンポの重々しい雰囲気の曲で、ドラマティックな展開をする曲。この重々しさとアネットの声質は相性が悪い。アネットの高音域を使った歌唱が痛々しい。

13曲目。美しい旋律のバラード。シンプルながらも、ツボを抑えた構成は感動的。

14曲目。幻想的でドラマチックな雰囲気の中、ギターのキャッチャーなメロディーが印象的な曲。テンポもよくノリもよく十分楽しめる曲。


まず演奏面から感じた事を言うと、基本的な音楽性は前作「ONCE」を踏襲し、その延長上にあり、よく練られたアレンジのシンフォニックで劇的なメタルサウンドで、演奏も実に分厚く、聴き手を十分納得させる音になっている。あきらかに前作「ONCE」を上回っているだろう。

ただ個人的にはアルバム中間部(4,5,7,8曲目)で、歌メロの弱い同じ曲調が続くので、やや淡白な印象を受けたし、妙にノレない曲もあった。尺が長いので、3曲程度減らしてコンパクトにしたほうが良かったのではないかと思う。

そして残念な事に、新ヴォーカルのアネット・オルツォンのオーソドックスな歌声は、前任者であるターヤ・トゥルネンより明らかに劣っており、楽曲の魅力を損ねている。

スタジオ録音でこれだけヴォーカルの声が埋もれてしまうと、LIVEでは通用しない(特に過去の曲において)のではないかと、危惧する。それはマルコ・ヒエタラとツイン・ヴォーカルを取る場面で、はっきり現れている。アネット・オルツォンの声はマルコ・ヒエタラの声に完全に押されている。

ただし、それでもBANDとしてはメジャー級のサウンドなので、総合評価としては非常に難しい。


Nightwish - Amaranth


Nightwish - Meadows of Heaven



50才以上の人でも腰抜かさないで聴けるか度・・8.0
メロディアス度・・8.0



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comment iconコメント ( 4 )

こんにちは(^_^)

サウンド的には、文句ないBANDですね!
『Amaranth』は、アネットさんのパンチのある歌声で、
まとまった感じの曲ですが、何かもの足りなさを感じます。
『Meadows of Heaven』は、とても素敵な曲です。
私としては、ターヤさんの歌声で聴きたかったです。
好みの問題ですが、自分はターヤさんの美声が好きでした。
それでは、失礼します。

名前: nonpy [Edit] 2012-05-07 05:30

nonpyさんへ

確かにサウンド的には文句のつけようもないサウンドで、素晴らしいの一言なんですが、僕も個人的にはターヤの歌声で聞きたかったです。

ターヤが歌ってたら、もっとドラマチックになっていたかも。なんとなく残念なアルバムです。

名前: H [Edit] 2012-05-08 00:09

はまっていらっしゃいますね。

このブログを拝見していると、

本当にはまっていらっしゃるのが、

良くわかります。


中々聴けないのですが、

いよいよ

聴いてみたくなります。

CDを買うトキに参考にこのブログを読みながら、

購入させていただこうと
思います。

名前: ma shanti mika [Edit] 2012-05-08 05:17

ma shanti mikaさんへ

こんにちは。

何事もやるからには、そこそこ真剣にやらないと楽しくないので、ハマっているように見えるのかもしれませんね。

CD購入はAmazon.co.jpが一番リスクが少ないですが、時間的余裕と多少のリスクを恐れないのであれば、

Amazon.co.jpのマーケットプレイス出品業者から買った方が、安い場合があります。

この辺は、その他雑記の「個人的新品輸入版CDの購入法1・2・3」に書いてありますので、御参考までに。

名前: H [Edit] 2012-05-09 00:13

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