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前作の後のツアー後、バンド活動休止の宣言をし(その間にティモ・トルキ(g)とティモ・コティペルト(Vo)はそれぞれソロアルバムをリリースしている)ようやく3年ぶりに再び立ち上がったSTRATOVARIUS(ストラトヴァリウス)のアルバムは、2003年発表の9作目。

地球や人間の要素(エレメント)である火・水・風・土と怒り・悲しみ・喜び・恐れをテーマにした2部作の前編で、 PART 1では4大要素の中の「火」と「水」がテーマとなっている。コンセプトアルバムではないが、楽曲には必ずメタファーとして「人生とは?」との命題が投影されている。


曲目
1. Eagleheart
2. Soul Of A Vagabond
3. Find Your Own Voice
4. Fantasia
5. Learning To Fly
6. Papillon
7. Stratofortress
8. Elements
9. A Drop In The Ocean
(国内版にはボーナストラック10. Into Deep Blue)


1曲目。明るい疾走曲で、洗練されたメロディをもつ力強い楽曲。キャッチーでわかりやすく、誰もが口ずさめる曲調。だからといって、どこにでもある音ではなく、やはりメジャー級のサウンドだ。

2曲目。ミドルナンバーで、ヘヴィなサウンドで聴かせる大作。大仰なストリングスが曲を引き立てている。以前まで感じていたSTRATOVARIUSのミドルナンバーの退屈さはここには無く、見事に緩急をつけて聴き手を飽きさせない。

3曲目。荘厳なコーラスから一転してスピードアップする疾走曲で、ティモ・コティペルト(Vo)のクリーンなハイトーン・ヴォイスや、中間部でのキレのあるティモ・トルキ(g)のギターソロが印象的。

4曲目。10分近いシンフォニックな大作。緩急を使い分けた複雑な展開をみせる。クワイアの効いたスローパートと、アグレッシブな中間部が印象的。タイトルどおり、ファンタジックな香りのする曲だ。

5曲目。この曲もメロディアスかつ力強い楽曲。ティモ・コティペルト(Vo)の自信に溢れた歌唱が見事。ティモ・トルキ(g)のギターソロも軽快かつメロディアスに流れていく。それらをしっかり支えているリズム隊の存在が大きい。終盤に向けBANDが一体となって加速していく感覚は心地よい。

6曲目。女性コーラスで始まる導入部を経て、ゆっくりと始まる幻想的なスローバラード。美しいメロディが耳にやさしい。

7曲目。イェンス・ヨハンソン(Key)の超絶的なソロで始まるスリリングなスピードインストゥルメンタル。イェンス・ヨハンソン(Key)とティモ・トルキ(g)の激しいバトルが繰り広げられ、聴いていて単純に楽しめる。

8曲目。12分を越す複雑な展開のタイトル・チューン。緩急が良く効いており、クワイアも多用され、いいアクセントになっている。中間部ではティモ・コティペルト(Vo)が、これでもかと言わんばかりに力強く歌い上げる。

9曲目。アコースティック・ギターと、情感たっぷりのティモ・コティペルト(Vo)の歌声が織りなすバラード曲。最後は波の音で、意味ありげに幕を閉じる。



本アルバムは全体に大作主義になっており、よりシンフォニックに、よりいっそう充実した内容になっている。そしてゴージャスなアレンジと、緻密に作り込まれたサウンドからは、トップバンドとしての風格が感じられる。

とにかく、クオリティの高いメロディックスピードメタルのアルバムで、内面的表現としては、過去作の「Visions」、「INFINITE」を上回る素晴らしいアルバムだと思う。


Stratovarius - Eagleheart


Stratovarius - Find Your Own Voice



Stratovarius - Learning To Fly




50才以上の人でも腰抜かさないで聴けるか度・・8.0
メロディアス度・・8.5



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ELEMENTS PART 2 / STRATOVARIUS

腰痛緩和してきました

comment iconコメント ( 4 )

こんにちは

腰痛は、良くなったのでしょうか?
梅雨時期ですので、特に気を付けてください。

前回の作品がいいと思っていたら、今回のも、もっと素晴らしくCDが増えていく楽しさに浸っています。
3曲どれも好きですが、『Find Your Own Voice』が、
特に気に入りました。出だしの音は、パイプオルガンでしょうか?迫力があり、壮大です。
Hさんのセンスに脱帽します。
では、失礼します。

名前: N [Edit] 2012-06-07 05:10

No title

勢いがあるけど、余裕があっていいですね!
Find Your Own Voiceのイントロが好きです^^

名前: かっぽ [Edit] 2012-06-09 11:34

Nさんへ

Stratovarius、気に入ってもらえて嬉しいです。

ぜひアルバム通して、全曲聞いてみてください。

名前: H [Edit] 2012-06-15 01:58

かっぽさんへ

「勢いがあるけど、余裕がある。」

素晴らしい表現ですね。

まさにこの時代のStratovariusに

ピッタリの表現ですね。

名前: H [Edit] 2012-06-15 02:00

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