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フィンランド出身のメロディック・デスメタルバンドAMORPHIS(アモルファス)の1996年発表の3rd。独自の叙事詩世界を展開していく音楽性は非常に密度が高く、聴き手を惹きつけ離さない。

曲目
1. BETTER UNBORN
2. AGAINST WIDOWS
3. THE ORPHAN
4. ON RICH AND POOR
5. MY KANTELE
6. CARES
7. SONGS OF THE TROUBLED ONE
8. WEEPER ON THE SHORE
9. ELEGY
10. RELIEF
11. MY KANTELE (ACOUSTIC REPRISE)
(LIVEが4曲BONUS TRACKとして追加されている)


1曲目。 アラビア旋律を配し、中近東の雰囲気を匂わせるミドルテンポの曲。デス声とノーマル声を使い分けるなど、 BANDとしての存在感はっきりを示している。

2曲目。 出だしのツイン・ギターのメロディが印象的な曲。このメロディは日本人好みだろう。デス声とノーマル声の使い分けも、ツボを心得た使い分けで見事な展開をみせる。叙情的なギターメロディの繰り返しも良い意味で、感情を揺さぶる。

3曲目。ゆっくりと、ためをもったメロディで始まる、哀愁漂う曲。重心は低く重く、揺るぎのない音だ。中間部のギター・ソロが哀愁溢れるメロディ全開で鳴り響く。

4曲目。 ほぼインスト曲。ギターが同じメロディをこれでもかと微妙に変化させて、聴き手に迫ってくる。クド過ぎるまでの同じメロディの繰り返しだが、微妙に変化していくし、終盤に近づくほど緊張感が増してくるので、飽きることが全く無い。ツボを心得たアレンジが光る。

5曲目。 ゆったりとした懐の深いスローテンポの曲。デス声とノーマル声が効果的に使われている。キーボード・ソロが印象的で、泣きのフレーズが散りばめられてる。

6曲目。 緊張感溢れる出だしで始まる曲。デス声が効果的なアクセントになっている。途中1分30秒あたりから現れる民謡調のフレーズは、非常に懐かしさを感じるし、琴線に触れる。

7曲目。 デス声が変化をつけているが、これもやや早めの、ほぼインスト曲。ギター・ソロの響きが心地良い。同じメロディを微妙に変化させ繰り返す、AMORPHIS得意のパターンの曲。

8曲目。デス声とノーマル声の使い分けが見事なミドルテンポの曲。重心の低い演奏は聴いていて心地良い。キーボードとギターが混ざり合う終盤はドラマチックだ。

9曲目。 タイトル・チューン。透明感溢れるメロディで始まるこの曲は、泣きのバラード。ずっしり重い演奏と、ピアノソロの対比が見事なミドルテンポの曲。

10曲目。 イントロの疾走するギターのメロディが美しいインスト曲。ここでも、同じメロディを微妙に変化させ繰り返す、AMORPHIS得意のパターンが現れる。キャッチーなメロディと、この繰り返しパターンは、なかなかツボにはまる。

11曲目。 5曲目「MY KANTELE」のアコースティック・バージョン。 5曲目とはまた違った味わいで、うっすらと聴こえるシンセサイザーが哀愁を誘う。


全体的にミドル及びスローテンポな曲調で、重心は低く重く、揺るぎのない見事なサウンド・プロダクションだ。このアルバムでよく使われる、同じメロディを微妙に変化させ繰り返すAMORPHIS得意のパターンもツボを心得ている。

そしてなんといっても、AMORPHISの創りだす世界観は、完全に他のメロディック・デスメタルバンドとは一線を画している。オリジナルティー溢れる見事なサウンドだ。


Amorphis - Against Widows


Amorphis - Cares



50才以上の人でも腰抜かさないで聴けるか度・・8.5
メロディアス度・・8.5



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THE BEGINNING OF TIME / AMORPHIS

THE GATES OF OBLIVION / DARK MOOR

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