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フィンランド出身のメロディックパワーメタルバンドSONATA ARCTICA(ソナタ・アークティカ)の1stアルバム。1999年発表。

デビューアルバムとしてはかなり高い完成度の作品で、透明感と哀愁あふれるメロディの疾走チューンを、キラキラしたキーボードとテクニカルなギターワークで盛り上げる手法は、STRATOVARIUSやROYAL HUNTに通ずる音楽性を感じる。

アルバム発表当時、メンバーは平均年齢20才だというから驚きだ。

曲目
1. Blank File
2. My Land
3. 8th Commandment
4. Replica
5. Kingdam For A Heart
6. Full Moon
7. Letter To Dana
8. UnOpened
9. Picturing The Past
10. Destruction Preventer


1曲目。 CDスタートと共にいきなり始まる爽快なスピード感溢れる曲。その若さ溢れる疾走感は、度肝を抜かれるほど強烈だ。ハイトーンヴォイス、中間部のギターソロ、どれも激しく力強く疾走する。

2曲目。 北欧的哀愁漂うミドルテンポの曲。ギターソロのメロディラインは美しく、哀愁感を倍増させる。徐々に疾走しながらラストへ向かう展開は、独特の切なさを感じる。

3曲目。イントロのギターの高速リフから疾走していく曲。高揚感溢れるメロディラインが美しい。キラキラしたキーボード炸裂の、激しく強烈なスピードメタルナンバー。

4曲目。バラード風に始まり、徐々に盛り上がりを見せ、激しく終わるドラマチックな構成の曲。しっとりと聴かせるナンバーで、BANDの演奏力の幅広さを示している。

5曲目。イントロのキャッチーなキーボードのメロディが特徴的な疾走曲。キーボードが醸しだす疾走が素晴らしい。間奏部のテクニカルなギターソロも心を踊らす。

6曲目。バラード的な導入部からテンポアップしていくミドルテンポなナンバー。「Runaway」のリフレインが印象的な美旋律のドラマティックな曲。

7曲目。フルートとアコースティック・ギターで始まる、切ないヘヴィ・バラード。しっかりと曲を聴かせる展開は見事だ。

8曲目。 煌びやかなキーボードが乱舞する疾走曲。どこか哀愁感のあるメロディラインが美しい名曲。

9曲目。 イントロの早弾きギターから始まる充実のスピードチューン。ここでもハイトーンヴォイス、ギターと、激しく疾走する。

10曲目。 これもまた哀愁感漂うメロディラインが美しい疾走曲。間奏部のギターとキーボードのソロバトルは聴きどころの一つ。 かなり展開の激しい曲で、途中一度ブレイクして、アルペジオで歌い上げ、そこから一気にスピードアップして最後へと盛り上がっていく構成は、ドラマチック。

アルバム収録曲の8割がスピードチューンという偏った構成ながら、デビュー作でここまでのものを作ってくる能力には驚いてしまう。

様式美的な雰囲気を携えて疾走する、典型的な北欧スタイルのメロディックパワーメタルで、疾走感、高揚感、メロディの美しさ、どれをとってもクオリティーが高く、メロディックパワーメタルのお手本のような名盤。


Sonata Arctica - Blank File


Sonata Arctica - UnOpened



50才以上の人でも腰抜かさないで聴けるか度・・8.5
メロディアス度・・8.5



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