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ノルウェーのゴシックメタルバンド、LEAVES' EYES(リーヴズ・アイズ)のフル・アルバムとしては4作目。 2011年発表。

このアルバムをゴシック・メタルとして期待すると、肩透かしを食わされる。このアルバムで聴かれるサウンドは、幻想的なアルバムジャケットのアートワークとはかけ離れた、北欧トラッド音楽だ。


曲目
1. Spirits’ Masquerade
2. Etain
3. Velvet Heart
4. Kra kevisa
5. To France
6. Meredead
7. Sigrlinn
8. Mine Ta ror er ei Grimme
9. Empty Horizon
10. Veritas
11. Nystev
12. Tell-Tale Eyes


1曲目から壮大な展開のトラッド音楽で、シンフォニックな味付けがなされており、よく練ったアレンジとリブ・クリスティン(Vo)の可憐な声で、リスナーをLeaves' Eyesの世界にゆっくりと導いてくれる。中間部の民謡調のメロディが哀愁を誘う。

2曲目。民謡調のメロディを歌うリブ・クリスティンの声とヘヴイな演奏の対比が面白い曲。女性コーラスが効果的に使われている。

3曲目は、シングルカットされてもおかしくないぐらいメロディラインのはっきりした曲で、トラッド風味とへヴィなサウンドがうまく混ざっている。このアルバム中もっともスピード感あふれる曲。

4曲目。北欧情緒溢れるミドルテンポの曲。リブ・クリスティンの声からも、そこはかとなく悲しい感じを受ける。民族楽器が心地よく響き渡る。

5曲目は、マイク・オールドフィールドが「Discovery」で発表した曲のリメイク。リブ・クリスティン(Vo)の可憐な声が楽曲によくマッチしている。ヘビーなサウンドがリブ・クリスティン(Vo)の歌唱をうまくサポートしており、この曲ならではの儚さを、かもし出している。

6曲目はタイトル・チェーンになる曲。アコーステック・ギターが印象的に使用されている。この曲はミドルテンポの曲で、ゆったりと流れていく。

続く7曲目は9分近い大作。この曲にはデス・ヴォイスが挿入されている。後半ややテンポが速くなるが、基本的に6曲目とテンポがたいして変わらず、印象的なメロディもないので、やや中だるみを感じる。

8曲目。ささやくように歌う、リブ・クリスティンの可憐な声がいっそう引き立つ曲。リブ・クリスティンの声は、凍えそうな北欧の地に咲く一輪の花のように儚い。

9曲目は久しぶりに力強い音を聴かせてくれる。リブ・クリスティンの歌にからめて、男性ヴォーカルが効果的に使われている。

10曲目。リブ・クリスティンのスキャットで始まる間奏曲。

11曲目はトラッド的な部分とメタル的な部分が中途半端に混ざり合っている。多分トラッドとメタルの融合を考えているのだろうが、この曲に関しては未消化な部分が見うけられる。

12曲目。北欧の風景が浮かび上がってくる様な情緒溢れる曲。男性ヴォーカルと女性ヴォーカルのデュエットが美しい。民族楽器が鳴り響く中、終曲となる。


冒頭でも述べたが、本アルバムをゴシック・メタルのアルバムとして期待すると、肩透かしを食わされる。

このアルバムは喧騒を離れて、ゆったりとリブ・クリスティンの美しい声と、北欧的情緒に浸るためのアルバムだと思う。途中若干中だるみするが、女性ヴォーカル好きならば安心して聴けるアルバムだろう。


Leaves Eyes - Velvet Heart



Leaves Eyes - To France



50才以上の人でも腰抜かさないで聴けるか度・・9.5
メロディアス度・・9.0



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