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スイス出身のシンフォニック・ゴシックメタルバンド、LACRIMOSA(ラクリモーサ)の5作目。1997年作。耽美的かつ荘厳で仰々しいシンフォニック・サウンドが特徴。


曲目
1. Der Erste Tag
2. Not Every Pain Hurts
3. Siehst Du Mich Im Licht?
4. Deine Nahe
5. Stolzes Herz
6. Mein Zweites Herz
7. Make It End
8. Die Strasse Der Zeit


1曲目。 哀愁あふれるノスタルジックな10分の大作。前半はゆったりとしたテンポで、弦楽器や女性コーラスが曲に美しいアクセントをつけている。

中盤で曲はスピードアップし一気にヘヴイさを増す。非常に凝ったドラマティックな展開をみせるメロディアスな曲。

2曲目。どこか悲しみにあふれているノスタルジックな曲。ティロの歌声も悲しみを歌うピエロのようだ。

3曲目。ミドルテンポのヘヴィな曲。激しいヴォーカルの中にも悲しみが潜んでいるティロの独特なヴォーカルが目立つ。

4曲目。静寂感溢れる出だしで始まる11分超の大曲。ダークで哀愁漂うフレーズや、美しくも悲しげなフレーズが、次々と現れては消えていく。

サーカス的でドラマティックな展開をみせるメロディアスな曲。途中から一転して疾走するパートもあったりアレンジも凝っている。ティロ独特の歌い方も印象的。

5曲目。ピアノとフルートの調べで静かに始まり、そこにBANDが加わりテンポアップ。ヘヴィさ哀愁を織り交ぜたような曲でプログレ的な要素もある。途中の静寂さから一気にテンポアッポする箇所は高揚感にあふれていて心地良い。

6曲目。アコーディオンの調べで、ゆっくりささやくように歌うティロの歌声は、シアトリカルで、サーカスを見ているようだ。

曲はオーケストラが大々的に取り入れられ、ミュージカルのような雰囲気を持っている。全体的にうっすらとした哀愁が漂っており、ティロの歌声がそれらに溶け込んで、一体となった悲哀を感じる。

7曲目。ヘヴィでシンフォニックな曲。疾走する中、女性ヴォーカルが変化自在の歌声を聴かせる。女性ヴォーカルの声にはどこか恐れや狂気が潜んでいる感じがする。

8曲目。壮麗な雰囲気で始まる14分になる大曲。コーラスとオーケストラが鳴り響き中、ティロ独特のヴォーカルが映える。

曲はドラマチックかつシンフォニックでありながらも、ヘヴィさも持ちあわせており聴き手をLACRIMOSA(ラクリモーサ)の世界観に惹きつける。じつに耽美的だ。


サウンド面では、まだチープさの漂うシンフォニック・ゴシックサウンドだが、そのチープさが逆に妙に魅力的でもある。

ティロ・ウルフの癖のあるヴォーカルも一度聴くと癖になる魅力を秘めている。

本アルバムはメタル風味とクラシック風味が絶妙のバランスで混ざっており、それが郷愁を誘うサウンドとなっている。曲の構成・アレンジも見事だ。

ゴシックメタル好き・シンフォニックメタル好きはチャレンジする価値があるだろう。


Lacrimosa - Der Erste Tag



Lacrimosa - Siehst Du Mich Im Licht?



50才以上の人でも腰抜かさないで聴けるか度・・9.0
メロディアス度・・9.0



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ELODIA / LACRIMOSA

WORLDS COLLIDE / APOCALYPTICA

comment iconコメント ( -1 )

No title

いつも、めずらしい音楽の紹介をありがとうございます。
試聴して気に入ったので、APOCALYPTICA のCDを注文してしまいました♪

名前: vllion [Edit] 2013-02-02 20:42

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