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ある日突然、思わぬ方向から現れ、ギター少年達を驚かせた驚異の速弾きギタリスト、Al Di Meola(アル・ディメオラ)のアルバム「エレガント・ジプシー」。ラテン色が強いロックといった感じでギターラなら一度は聴くべきアルバム。サポートミュージシャンも超一流。

1曲目の「Flight Over Rio」は、ヤン・ハマーのミニ・ムーグで始まる疾走感あふれるスパニッシュなジャズロック。途中奏でられるアル・ディメオラのメロウなギターサウンドにひきつけられる。

そして2曲目の「Midnight Tango」は、官能的なギターが冴える情熱のフュージョン。前半はゆるやかでメロウな、とにかく美しいメロディーが流れる。中盤は、得意のミューティングによる速弾き、アコースティック・ギター、アコースティック・ピアノによってラテン風味あふれる展開となる。

「Percussion Intro」は、パーカッション・インプロヴィゼーション。

4曲目は、このアルバム最初の聴き所「Mediterranean Sundance」。 美しいフレーズで始まるパコ・デ・ルシアとアル・ディメオラとのデュオ楽曲。アル・ディメオラもアコースティック・ギターにもちかえ、ミューティングを駆使した超絶的な速弾きを披露する。これはもうフラメンコだ。二人の奏でるギターは超絶的な速弾を超えて、哀愁と熱い情熱を聞き手に伝える。おそらく右チャネルがアル・ディメオラ、左がパコ・デ・ルシアである。

5曲目は「Race With Devil On Spanish Highway」で、この楽曲はアル・ディメオラの代表作だろう。ここでアル・ディメオラのプレイは確信的爆走変化自在ハードロック・ギターと化す。 ヘヴィなリフ、スピーディなソロ、メロディアスな泣きのフレーズ、爆走するアドリヴ、超速ユニゾンまで、いろいろなギター・プレイが展開される。

唸るベース、重戦車的ドラムス、壮絶なユニゾンなど、演奏のパワーはとどまるところを知らない。何が起きているのだろうかと、唖然とするほど強烈な演奏だ。これは超絶的なプレイを堪能し、ただただ身を任せるべき楽曲である。

次の「Lady Of Rome, Sister Of Brazil」アコースティック・ギターをオーヴァーダビングした切なくロマンティックな小品。

最後を飾るのは「Elegant Gipsy Suite」1 曲目同様、印象的なフレーズで始まるラテン・ジャズロックの組曲。ハイテンションなアンサンブルを前面に押し出した組曲であり、アル・ディメオラの豪快な超絶速弾きギター、エレキ・ピアノとベースの壮絶ユニゾンなど聴き所満載。この楽曲も無駄な抵抗はせずに、身をゆだねよう。

全体を通してみると、ただ超絶技巧をひけらかしている演奏ではなく、 楽曲の素晴らしさがあって初めてその凄まじいテクニックが生きてくるのが良くわかる。それゆえ感動するのだ。音楽にとって、重要な作品である。

尚、ギター少年だった管理人は学生時代にCOPYにチャレンジしたが、指が攣った記憶がある。そして、管理人はここでパコ・デ・ルシアというギタリストを知る事になる。

参加メンバー
Al DiMeola(g,kb,per)
Jan Hammer(kb)
Steve Gadd(d)
Anthony Jackson(b)
Mingo Lewis(per,kb)
Lenny White(d)
Barry Miles(kb)
Paco De Lucia(g on#3)

Al DiMeola - Race With Devil On Spanish Highway



50才以上の人でも腰抜かさないで聴けるか度・・8.5
メロディアス度・・8.5



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comment iconコメント ( 1 )

アル・ディメオラは大好物です。やはり初めて聞いた時ズキュンとやられました。70年代後半か80年代初めに、生で聴いてますがスゴかったです。
ここに彼をアップしてます。
http://blogs.yahoo.co.jp/carmencold314/12188908.html
宜しかったらご覧下さい。

名前: carmenc [Edit] 2015-02-08 03:51

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