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1974年発表の「Turn Of The Cards(邦題・運命のカード)」。 華麗なピアノとリズム・セクションによるアンサンブル、劇的な展開美、そして天高く飛翔するアニー・ハズラムのクリスタル・ボイスは、ここでも十二分に発揮されている。

オーケストラは前作よりもドラマチックに用いられており、アルバムを通して悲劇的ともいえる重厚さが感じられる。大作と小品をバランス良く配したアルバム構成も素晴らしい。

曲目
1. Running Hard
2. I Think Of You
3. Things I Don't Understand
4. Black Flame
5. Cold Is Being
6. Mother Russia

「Running Hard」は華麗なピアノ・ソロで始まるアップ・テンポな楽曲。叙情的でクラシカル且つ、ロック的な疾走感とシンフォニックな美しさに満ち溢れた楽曲で気高きアニー・ハズラムのヴォーカルと流れるようなストリングス、タイトなリズムなど, RENAISSANCEの魅力でいっぱいの楽曲だ。

アニー・ハズラムもアップ・テンポにあわせ軽快に歌う。バックのベースがロック的疾走感を煽る。ドライブ感が体に浸透してくる。 劇的に場面が展開され、曲はテンポを落とす。アニー・ハズラムもそのテンポにあわせメロディをやさしく歌い上げる。その後リフレインが続きエンディング。 10分近い楽曲だがアレンジが素晴らしく、あっという間に終曲になる。

そして次には3分程度の小曲「I Think of You」。しっとりとラブ・ソングをアニー・ハズラムが牧歌的に歌いあげる。

「Things I Don't Understand」は10分弱の大曲で、やはりベースとピアノが曲の全体をコントロールしながら展開していく。複雑な展開を持つ曲だが、淡々とした導入部から、アニー・ハズラムの美しいスキャットが登場する中盤以降の盛り上がりまでの流れが素晴しい。

まさに組曲的クラシカルロックの正統派で、アニー・ハズラムの天上から舞い降りてくる様な澄み切った歌声も素晴らしい。キレのいい鋭いピアノと、アニー・ハズラムの緩急を駆使した歌唱法の対比が絶妙な緊張感を生み出している。

「Black Flame」は、メロディの秀逸さとアニー・ハズラムの起伏に富み、感情を込めた歌声が感動的な楽曲。アレンジも見事だ。

「Cold Is Being」はアルビノーニの「アダージョ」に歌詞をつけた作品。チャーチ・オルガンの伴奏にて歌われるアニー・ハズラムの歌は、力強くも無常感、悲壮感にあふれてる。

「Mother Russia」も10分弱の大曲で、オーケストラが大々的にフィーチュアされた演奏は、ロシアへの悲痛なメッセージ。悲壮感あふれるイントロに続いて歌われるアニー・ハズラムの声は繊細でどこか抑え気味だ。

演奏はドラマ性や叙情性、そして哀愁性と英国的センスを見事に表現し、聴き手を圧倒する。もう、言葉での表現は不可能だろう。ただただ音に身をゆだねる事がリスナーとしての正しい姿勢だろう。

Renaissance - Running Hard


50才以上の人でも腰抜かさないで聴けるか度・・10
メロディアス度・・8.5


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