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1975年発表の「Scheherazade & Other Stories(邦題・シェーラザード夜話)」。今までの土臭さは消え、洗練された香りのする本作は「千夜一夜物語」を主題としたRENAISSANCE(ルネッサンス)初のコンセプトアルバム。

オーケストラや鍵盤楽器や電子音を多用して構築された、幻想的且つ叙情的な音世界が怒涛の如く展開される。また、今までにも増して大曲志向が見られるのも、本作の大きな特徴だ。プログレ色も濃い。叙情性や幻想性に関しては、ルネッサンス史上最高だ。


曲目
1.TRIP TO THE FAIR
2.THE VULTURES FLY HIGH
3.OCEAN GYPSY
4.SONG OF SCHEHERAZADE
(including)
4-1.FANFARE
4-2.THE BETRAYAL
4-3.THE SULTAN
4-4.LOVE THEME
4-5.THE YOUNG PRINCE AND PRINCESS AS TOLD BY SCHEHERAZADE
4-6.FESTIVAL PREPARATIONS
4-7.FUGUE FPR THE SULTAN
4-8.THE FESTIVAL
4-9.FINALE


1曲目の「Trip To The Fair」はダークな色調のピアノによるイントロで始まる。疾走するピアノ。ドラムとベースが入り、不気味な女性の声や笑い声が流れ、非常に妖しい雰囲気を醸し出す。

ヴィブラフォンが鳴りだし、アニーのヴォーカルが静かに滑り出す。広がりのある、伸びのある歌声。シンセサイザーが軽快なフレーズを鳴らして楽しげな雰囲気。クラシカルなピアノのイントロからファンタジックな歌パートへの展開が意外な楽曲。意外なほどアニーのヴォーカルパートは少ない。

2曲目の「The Vultures Fly High」は疾走感にあふれるアップテンポのナンバー。切れ味のいいピアノの伴奏で、切れのあるヴォーカルがいっそう冴える。ストレートなロックで、ルネッサンスにあっては珍しく勢いで走る曲調だが、非常に決まっている。こういう曲を演奏してもクオリティの高さは変わらない。

3曲目「Ocean Gypsy」。ストリングスとアコースティック・ギターが伴奏する哀愁のバラード。透明感あふれる弦楽とベースが伴奏するアニー・ハズラムの歌うメロディは、あまりにも美しく哀しい。優れたアレンジのため、重厚な悲劇になっている。名曲だ。

そして最後は、管弦オーケストラをフル回転させた9パートから成る24分を超える超大作「Songs Of Scheherazade」。オーケストラを巧みに用いていて、荘厳さと躍動感と優美さにあふれている楽曲だ。ドラマティックな全体構成のすばらしさもあり、大作の多いプログレ史上でも屈指の名曲。

映画の一場面を見ているかの様な展開は、いろいろな感情が湧き上がっては消えていく。そして静寂。緊張と緩和。とにかく今作は音楽史上でも屈指の名盤だ。もう言葉はいらない。

Renaissance - Ocean Gypsy


50才以上の人でも腰抜かさないで聴けるか度・・10
メロディアス度・・9.0


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