Stained-glass3-001.jpg

昔ドイツにいた時、友人に誘われて、ケルン大聖堂に行った事がある。
日本では想像もできないほど巨大な聖堂である。

その日は丁度ミサが行われていて、盛大で荘厳な雰囲気の教会で
正装した大勢の人たちがパイプオルガンが響く中、聖歌を歌い上げていた。

バカでかく、とてつもなく美しいその教会の上の方からは、
この世のものとは思えないステンドグラスの眩い光が聖堂内を照らし、
そこに素晴らしく美しいハーモニーが加わる。

--------------------------------------------------------------------------

その空間に身を浸して、耳元で「これが神の御業なのだよ」とつぶやかれたら、
「これは、神の存在を信じちゃうよな。」って思った。

大聖堂は神の存在を人間の手で創り出し、信じさせる装置だ。
信仰心を強化する装置なんだと思いましたよ。
それはそれは物凄く強烈で強力な装置。


--------------------------------------------------------------------------

キリスト教をはじめ、あらゆる宗教組織を否定し、
無神論者の僕だって、あの雰囲気を体感したら、
心が揺さぶられて、それなりの厳粛な気持ちになるわけで、
キリスト教的素養がある人だったら、
絶対信仰が強化される見事な装置だ。

--------------------------------------------------------------------------

大体、既成の宗教にしろ、新興宗教にしろ、巨大化していくところには、
バカでかいシンボル的な建物がある。

「圧倒的にでかいもの」は人間を畏怖させるし、
それ故に、人間はそこに何か特別な思いを抱いてしまうものだ。


そして、さらに、そこに美しい音楽を乗せるということに
成功したキリスト教は、世界中に広がるだけの要素を持っている。
すごい信仰心強化システムを創り上げたものだ。
恐るべし、キリスト教だね。

--------------------------------------------------------------------------

ただね、だから個人的には神なんて、所詮人間が創り出した
安楽装置だと思うんですよ。ええ。子供のおもちゃと同等。
ですから、信者さんたちは、その安楽装置の中で生涯を過ごし、
神様の御言葉通りに、安楽に生きて、安楽に死を迎えればいいと思います。


そのかわり、神様の奴隷であるが故に、何も残らない安楽人生だろうね。

僕には、そのかりそめの安楽装置は必要ないから、もがきながら生き、
もがきながら死んでいきます。ただそれだけです。

--------------------------------------------------------------------------
--------------------------------------------------------------------------

追記

ローマ教皇フランシスコが「未来のあなた」というテーマで語るムービーが
バチカンで録画され、公開中です。
日本語字幕つきで見ることができるので、興味のある人は是非。

日本人はもっと、バチカンの動向に注目した方がいい。
何と言っても、バチカンは世界最大の情報機関ですからね。

Why the only future worth building includes everyone | Pope Francis






スポンサーサイト

日本終了間近・海外脱出をお勧めします。

定期的な運動

comment iconコメント ( 0 )

コメントの投稿





trackback iconトラックバック ( 0 )

Trackback URL:

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)