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1980年代にはまだ珍しかった女性ヴォーカルのBANDで、本作は全米1位を目指すため、当時の流行をうまく取りいれたサウンド・プロダクションが行われており、実際「Alone」は大ヒットして、目的を達している。

とにかく、とても良く出来たハードポップのアルバムで、一番の聞き所であるアン・ウィルソンのヴォーカルが秀逸だ。しっとりと歌うパートと、パワフルに歌い上げるパートの対比が実に見事でバランスもよく、以降の女性ロック・ヴォーカリスト達に多大な影響を与えている。

曲目
1. Who Will You Run To
2. Alone
3. There's the Girl
4. I Want You So Bad
5. Wait for an Answer
6. Bad Animals
7. You Ain't So Tough
8. Strangers of the Heart
9. Easy Target
10. RSVP

「Who Will You Run To」は、キャッチーかつポップでメロディアスな軽い感じのロックンロールナンバー。全米7位になっている。

「Alone」は、本アルバム一番の聴き所。静かに始まってドラマティックに盛り上がるタイプのオーソドックスな作風の曲。あくまでもヴォーカルを前面に押し出したサウンド・プロダクションで、その目論見は大成功している。この曲は全米1位になっている。

「There's the Girl」は、ナンシー・ウィルソンがヴォーカルをとっており、そのしっとりとした感覚は、アン・ウィルソンとは違った味わいで聴かせてくれる。うまい構成だ。この曲は全米12位になっている。。

「I Want You So Bad」は、美しいメロディが耳に心地よい大人のAOR(Adult-oriented Rock)の見本のような曲。全米49位にチャートイン。

「Wait for an Answer」は、ミディアムテンポの曲で、後半にかけて盛り上がっていくシンプルな作風のメロディアスなバラード。この曲もAORの見本のような曲。

「Bad Animals」は、本作の中では結構ハードなミディアム・テンポの曲。アン・ウィルソンも曲調にあわせ強弱をつけながらも、シャウト気味に歌い上げている。

「You Ain't So Tough」は軽快でメロディアスなAORナンバー。

「Strangers of the Heart」はゆっくりと始まり高揚感を感じさせるメロディアスなバラード。

「Easy Target」これも軽快でメロディアスなAORナンバー。

「RSVP」は、けだるい感じが漂うアコーステックなAOR風バラード。


アン・ウィルソンの歌唱力を前面にうちだしながら、ポップとハードロックを巧みに融合させて成功している。売れるべきスタッフを揃え、事実「Alone」が全米1位、アルバム自体が全米2位を記録している。これだけ売れる事に執着したアルバムなのに、「あざとさ」が感じられない作りは見事だ。

最近のHR/HMリスナーには音数が少なくて物足りないかもしれないが、その分聴き疲れしない音であり、さらに各曲のクオリティは高いので、万人向けではある。

たまにはジャンルを問わず、全米チャート上位のアルバムを聴く事も必要だと痛感させられた。


Heart - Alone
(黒髪がアン・金髪がナンシー)



50才以上の人でも腰抜かさないで聴けるか度・・8.5

メロディアス度・・8.5



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Heart - Alone(黒髪がアン・金髪がナンシー)
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comment iconコメント ( 2 )

No title

少し前にこのアルバム車で聴いてましたね。
ナンシー・ウィルソン、美しいです。

名前: hajime [Edit] 2011-12-27 00:22

No title

そうですねー、日本人視線だとナンシーの方が美人ですよね。でも米国視線だとアンは、エキゾチック美人だそうですよ。それにしても最近はアン、肥満体になってしまいましたね。残念です。

名前: H [Edit] 2011-12-27 22:55

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