ベートーヴェンの交響曲全集を20世紀の録音と21世紀の録音で比べてみた。

20世紀の演奏の代表として、指揮: オトマール・スウィトナー、演奏: ベルリン・シュターツカペレ
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21世紀の演奏の代表として、指揮: サイモン・ラトル、演奏: ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
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20世紀の演奏の代表としては、指揮: オトマール・スウィトナー、演奏: ベルリン・シュターツカペレをあげてみた。当時の新校訂譜ギュルケ版を使用している。オーソドックス中のオーソドックスな演奏。奇をてらった所が皆無の、ベートーヴェン像。それでいて、凡庸な印象はいささかも与えず、ベートーヴェンの美しい音楽の魅力を心行くまで安心して聴かせることに成功していると思う。

21世紀の演奏の代表として、指揮: サイモン・ラトル、演奏: ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団。デル・マー校訂のベーレンライター版による全集。エネルギッシュで雄弁なアプローチが印象的。スリリングであり、刺激的で攻撃的。21世紀におけるベートーヴェン像の一つの形を見事にあらわしていると思う。


どちらがいいとか悪いとかではなく、解釈一つで演奏が大きく変わってしまうところが、クラシック音楽の面白いところでもあり、演奏する側からすれば怖いところだろう。(CDという形で残ってしまう)

この比較の場合、安心して音楽に身をゆだねていられるか、それとも刺激的な音楽を楽しむかで選択は違ってくると思うが、どちらも同じベートーヴェン像なのだ。普段ヘヴィ・メタルしか聴かないリスナーも、この機会に、できれば両方聴いてほしいと思う。音楽を聴く幅が増えると思う。

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comment iconコメント ( 4 )

凄いです!

これは全集ですか?凄いですね。
私もベルリンフィルの5番と7番は持ってました。
いよいよ押し詰まってきて第9の季節ですね。

名前: hal [Edit] 2011-12-28 20:17

こんにちは。

hal さん、こんにちは。そういえば、そろそろ第9の季節ですね。このベートーヴェン全集、とくに指揮: サイモン・ラトル、演奏: ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 のほうは、とても刺激的で、ビックリする事うけあいです。よければ聴いてみてください。

名前: H [Edit] 2011-12-29 00:08

同じですね。

ワタシも
クラシックとロック
両方聴きます。

それを理解してくださらない方達もいらっしゃるようですが。

ベートーヴェンもステキな曲を沢山作っていらっしゃいますね。

交響曲も好きですが、ピアノ曲のキレイ目なのとか好きです。

今の季節なら、
バイオリンソナタ「春」
って感じかな。(そのままですが。)

バイオリンソナタでは、
「クロツェル」が好きなんですけどね。

交響曲は7番をよく聴きます。

また、訪問させていただきます。

そうそう、前回のコメントに誤字があり、
ごめんなさい。

これからも、そのようなことがあるかもしれませんが…。

「ミカズワールド」ミカ

名前: ma shanti mika [Edit] 2012-04-02 07:37

ma shanti mika さんへ

確かに、クラシックとロックの両方を聴くと言う事を、理解できない人はいますね。

もったいないですよね。せっかくいい音楽があるのだから、いろいろ聞けばいいのにと思います。

僕もベートーヴェンはよく聴きます。っていうか古典派以外はほとんど聴きません。

ベートーヴェン、メインで聴くのは交響曲とピアノ協奏曲です。

よく聴くのは第6番「田園」ですかね。

交響曲第9番を聴くのは、たまにです。この曲を聴くのには体力・気力がいるので・・・。

名前: H [Edit] 2012-04-03 00:04

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